Elmerを用いてポアズイユ流れを行ってみました。
物性値がkg m 系の表現が多いので、この系にしています。
形状はA710 水圧を使用しています。
後続作業:B205 看板
対象 流体
ジオメトリ作成: FreeCAD
プリプロセッサ:ElmerGUI
ソルバー :Elmer
ポストプロセッシング:ParaView
条件: (参考 K091 ポアズイユ流れの計算)
水:密度 998.3 kg/m3 (過渡解析時)
粘性μ:1.002e-3 Pa・s
結果
流速はおおよそ計算式と一致します。
流速の計算は以下になります。
\begin{align}
\small u = \frac{1}{2μ}\Biggl( ー\frac{dp}{dx}\Biggl ) (h-y)y
\end{align}
作業
FreeCADで100×10mmの平面形状を作成します。
T131 モデリング
作成したジオメトリを用いてsalomeで要素を作成します。
また、境界条件設定用のエッジ要素グループも作成します。
T405 メッシュ作成 例
作成した要素をElmerGUIに取り込んで条件設定します。
(参考:T521 Elmer 作業例)
Equation
Navier-Stokes で Convectのチェックを外します。
Material
Material library からWater(room temperature)を選択。
Boundary condition
Boundary condition1
左側の流入側に1Paの圧力設定をします。
速度:X方向はフリー(流動)とし、YZは0で固定します。
Boundary condition2
上下に壁(平板)の設定をします。
Boundary condition3
右側の流出側に0Paの圧力設定をします。
速度:X方向はフリー(流動)とし、YZは0で固定します。
結果をParaViewで確認します。
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