条件を変えてみます。
任意メッシュの置き換え(wsl:OpenFoam11)
blockMeshコマンドによる要素ではなく、メッシャー(salome)を使った要素で行った場合です。
salomeモデル
五面体要素が混じります。
結果
細かい部分では異なります。
作業
CAD形状
サンプルファイル:T721_232-BodyPad.step (ハーフ形状)
メッシュ作成
salomeにstepファイルを読み込んで要素作成、表面要素の設定(名称)を行います。
作業要領はA632 熱伝導解析 openFoamと同じです。参考:メッシュ作成
モデルの位置を調整します。
要素の押し出しサイズは1にします。押し出し数を変えて実施します。
グループの名称をあらかじめそろえておきます。
サンプルファイル:T721_232.unv
流用ファイルの修正 解析実行 OpenFoam11
sloshingTank2Dをコピーしてきて作業を行います。
コピーの仕方にもよりますが、所有者とグループを作業者に合わせておきます。
(permissionエラー)
T721_232.unvをフォルダ(systemやconstantフォルダの階層)に保存します。
0フォルダのalpha.water.origをコピーして、.origを消してalpha.waterとします。
コマンドでunvファイルを変換します。
ideasUnvToFoam T721_232.unv
変換後にconstant>polyMeshフォルダにboundaryファイルが作成されます。
中身は3つの境界設定が記述されています。
設定が既定のままですので、ベースとしているsloshingTank2Dのboundaryに倣って修正します。
具体的には、typeを修正して、inGroupsを追加します。
修正前
3
(
walls
{
type patch;
nFaces 122;
startFace 2210;
}
front
{
type patch;
nFaces 1148;
startFace 2332;
}
back
{
type patch;
nFaces 1148;
startFace 3480;
}
)
修正後
3
(
walls
{
type wall;
inGroups List<word> 1(wall);
nFaces 122;
startFace 2210;
}
front
{
type empty;
inGroups List<word> 1(empty);
nFaces 1148;
startFace 2332;
}
back
{
type empty;
inGroups List<word> 1(empty);
nFaces 1148;
startFace 3480;
}
)
サンプルファイル:sloshingTank2D_3.zip
エラーがなければ、コマンドsetFieldsを実行して、systemフォルダのcontrolDict内のapplicationに記載されているfoamRunで実行します。
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