対象 ソリッド要素
矩形の一辺の材質を変更して、熱応力解析を行いました。
T226 熱伝導解析 多物性のジョブを変更したものになります。
モデル化: FreeCAD(0.20)
ソルバー :CalculiX(2.16)
ポストプロセッシング:FreeCAD,CalculiX GraphiX
条件: T226 熱伝導解析 多物性 から、300K部を拘束します。
温度条件:初期温度300K → 変更後温度500K
(端面に固定温度500K設定して変化)
100秒後まで計算しています。
アルミ
伝導率:167.00 W/m/K (ミリトン系と変わらないのでSI表示)
比熱:897000000 Nmm/ton/K(ミリトン系) 非定常の場合
密度:2.7e-9 ton/mm3 非定常の場合
ヤング率:69000 MPa
ポアソン比:0.33
線膨張係数:2.310e-05 1/K
樹脂(ABS)
伝導率:0.158 W/m/K (ミリトン系と変わらないのでSI表示)
比熱:2050000000 Nmm/ton/K(ミリトン系) 非定常の場合
密度:1.06e-9 ton/mm3 非定常の場合
ヤング率:2300 MPa
ポアソン比:0.37
線膨張係数:9.300e-05 1/K
作業: 下記
結果
アルミ部に温度が回ると挙動が安定します。
作業
■inpファイルの修正
T226 熱伝導解析 多物性 のファイルを以下に修正します。
*STEP *COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENT,direct 1,100.0 *BOUNDARY 500K,11,11,500.0 300K,11,11,300.0 300K,1,3
熱応力にジョブを変更
境界条件に固定条件を追加
サンプルデータ:T227_cal.zip
定常
定常設定に置き換えて実行します。
*STEP *COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENT,STEADY STATE 1.0,1.0
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