対象 片持ち梁 ソリッド要素
片持ち梁の解析について他物体を接触させて行いました。 元となるデータは例題Cになります。強制変位ではなく、荷重入力になります。
継続:A311 接触摩擦
モデル化: FreeCADにてモデル化(一部テキスト編集)
ソルバー :CalculiX(2.12)
ポストプロセッシング:FreeCAD,CalculiX GraphiX
条件: 計算シートの内容に準拠
計算シート
梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。接触体も同じ。
例題Aと同じく、1000Nを入力荷重とします。
作業: 動画キャプチャ
結果
項目 | 値 |
たわみ量 | 1.79 mm |
応力 | 547.80 MPa |
例題Aとは、荷重のかかり方が弱くなるためたわみ量が異なります。接触位置を考えた場合、問題ない数値になりました。
作業 FreeCAD
例題Cのファイルから作業を継続します。強制変位から荷重条件への変更して開始します。
00:00 開始
00:18 Z軸方向の強制変位を自由にします。
00:58 荷重条件を設定します。
01:30 解析入力データを編集するためテキスト表示します。(Nodeの座標をコピーする)
01:49 エクセルにてNodeのZ座標を-5mmして梁と接触体を密着関係とする。
03:10 元のNode座標とペーストして置き換える。
03:32 外部のCalculiXで実行させるため、入力ファイルをコピーして別ファイルとして保存する。
(動画には含まれていません
03:52 外部で計算された結果を読み込みます。
05:00 終了
※動画にはポップアップウィンドウは表示されていません
サンプルファイル:force_contact.inp
注記
作業上、以下の問題のため上記のような手順となっています。
・荷重接触の場合、物体間にクリアランスがあると計算が収束しない。
・FreeCAD上で二物体(ジオメトリ)を接触させると一体としてメッシュ生成されてしまう。(境界面ができない)
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