下図のように熱流束が物体に影響する状態を確認します。(CalculiXの場合:T222 熱流束の解析)
対象 四面体要素
形状作成: FreeCAD 0.20
プリプロセッサ:ElmerGUI
ソルバー :Elmer
ポストプロセッシング:ParaView5.9.0
条件 :
サイズ:10㎜×10㎜×10㎜
線膨張係数:1.200e-05 (1/K)(不要)
温度条件:300K
伝導率λ:43 W/m/K (ミリトン系と変わらないのでSI表示)
比熱:(定常で行うので不要)
密度:(定常で行うので不要)
\begin{align}
熱流束:10.0 \frac{Nmm}{sec} \frac{1}{mm^2}
\end{align}
作業: 下記
結果
項目 | 値 (K) |
表面温度t0 | 302.326 |
作業
FreeCAD
cubeのジオメトリ作成済みとします。
参考:cube(Ver0.20)
サンプルファイル : t541_cube.step
ElmerGUI
参照: T521 Elmer 作業例 >T541 熱流束の解析 Elmer
物性値はelmerのライブラリを使用していますが、熱伝導率は43に変更しています。
サンプルファイル : t541_flux_elmer.zip
参考
■メートルで行う場合
stepファイルがmmで作成されて、読み込まれていますので、スケール(1/1000)でメートルにします。熱流束も10から1000倍の10000W/m2にします。
上記は定常で行っていますので、その他は変更しなくて大丈夫です。(ライブラリはメートル系)
ParaView
elmerGUIのメニューから(Run > Start Paraview)実行するか、
Paraviewを起動させて、実行フォルダ内に作成されるvtuファイルを読み込みます。
参考:T601 ParaViewについて
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