Elmerにて熱伝達設定を確認しました。定常にて行っています。
対象 平面要素
2D要素をもちいて、熱伝達の解析を行ってみました。
元となるデータはA631,A640になります。
モデル化: FreeCADにてモデル化
ソルバー :Elmer
ポストプロセッシング:ParaView 5.9.0
条件 :
計算シート XK084 熱伝達計算(保留)
梁断面 10㎜×100㎜
温度条件:初期温度300K → 変更後温度500K
(端面に固定温度500K設定)
伝導率:43.00 W/m/K (ミリトン系と変わらないのでSI表示)
比熱:590 J/kg K
密度:7900.0 kg/m3
熱伝達係数:100 W/m2K
作業: 下記
結果
項目 | 値 (K) |
最大温度 | 500 |
最小温度 | 462.3 |
端面に放熱部があるので、温度分布が見られます。
A640で同様の解析を行っていますが、こちらの方が正確のようです。
作業
A631 熱伝導解析 Elmerがベースになります。
Setup
定常 Steady state に設定します。
Initial condition
初期条件に温度300Kにしておきます。
Boundary condition
図の右端面に熱伝達率の設定をします。
サンプルファイル:A641.zip
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