解析作業

A209 加速度荷重

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自由落下

モデルを修正して自由落下させてみました。

1秒後に4.9m下方に落下します。(m)

重力加速度による移動距離は、自由落下運動の公式を用いて求めることができます。自由落下運動とは、重力によって物体が等加速度直線運動することを指します。手にボールを持って静かに離すと、ボールの速度は次のように変化します。

経過時間(秒)速度
00
19.8m/s
219.6m/s
329.4m/s
439.2m/s
549m/s

上のような速度ー時間グラフでは、面積は距離を表します。速度が変わらない場合、距離(物体が動いた距離)は速度×時間で求められます。これはグラフでいうと面積にあたります。面積 = 距離です。速度が変わる場合も同じように、グラフの面積が物体の動いた距離を表します。

以上から、重力加速度gによるt秒後の移動距離dは次の公式で求められます。

d = (1/2)gt^2

ここで、gは重力加速度であり、9.8m/s^2です。

bing chatより

モデル修正

前出のモデルをテキストエディターで修正します。

固定として使用していた節点を変位の観測用に一点だけ残します。(3,5,7はコメントアウト)

*NSET,NSET=FemConstraintDisplacement
1,
*3,
*5,
*7,

ジョブをstaticから動的に変更します。

*STEP,NLGEOM
*DYNAMIC,direct
0.1,1.0

拘束を解除します。

***BOUNDARY
**FemConstraintDisplacement,1
**FemConstraintDisplacement,2
**FemConstraintDisplacement,3

変位の結果をdatファイルへ出力します。

**出力指定 RFは反力 セットに複数節点がある場合にはTOTALSで合計
*NODE PRINT, NSET=FemConstraintDisplacement
u

サンプルファイルA209_box_G_dyn.inp

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