impactのROD要素を扱ってみました。ワイヤーが配線を束ねるような動きをイメージしています。
対象 梁 ロッド要素
モデル化 SALOME・impactにてモデル化
条件 rod要素の接触 物性値は樹脂をイメージ(サンプルファイル参照)
計算ステップを大きくするため、マススケールとして密度を1000倍(A090クーラン条件)
梁 ワイヤーの線材:直径 1mm 配線:直径5mm ソリッドとシェル要素 接触用にシェル要素がついています(T304 メッシュ作業 impact )
参照元 ー
境界条件 ワイヤーの両端を回転・並進移動さえて、配線である3つをまとめる。
ワイヤーの両端は下記図の回転制御点でコントロールされます。参照する座標系は節点1~3で定義されます。
3つ配線は両端をX軸とZ軸方向を固定しています。Z軸方向の固定はワイヤーと接触したとき下方へ離れてしまうのを回避するためです。
結果
上記図
作業 impact
モデルはFreeCADやその他のツールでビーム要素を作成します。 unvファイルで読み込みますが、節点だけ読み込まれて、要素情報は落ちてしまいます。 そのへんは今回は手動で作成しました。
その他の参考 :T305 プリ作業tips impact
サンプルファイル
(impact rod) assy_cable4_rod2_c.in
注記
計算自体は行えていますが、剛性や速度等の設定で接触がうまく機能できなかったりします。
また計算を行うコア数でうまくいかなかったりもするので、検証がかさむことも考えられます。
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