円形の棒に剛体を接続して操作します。
基本的な作業はT218_2 剛体接続制御と同じです。
数値の確認を目的にしています。
対象
形状
条件
物性値:鉄相当
回転:0.00252 rad (A113 丸棒 ねじり に合わせて)
結果
おおよそ10MPaになります。
参考:
作業
ほぼT218_2 剛体接続制御での作業と同様です。
メッシュをAutoで作成しているので、より簡易です。
ジオメトリ
FreeCADまたはsalomeで作成します。
サンプルファイル:ge_Fp_T218_3_base_plate.FCStd
メッシュ
四面体二次要素をsalomeで作成します。
サンプルファイル:T218_3_Mesh_1.unv(パーツ①)
T218_3_Mesh_2.unv(パーツ②固定側)
T218_3_Mesh_3.unv(パーツ②回転側)
inpファイルの作成(テキスト編集)
unvファイルからinpファイルへ
unvファイルからinpファイルへ変換する必要があります。
以下の参考での処理を行います。
プレート部品と円管の要素ファイルについて、要素グループの名称を変更することと、接触面の指定を追加します。
サンプルファイル:T218_3_Mesh_1_OUT.inp
T218_3_Mesh_2_OUT.inp
T218_3_Mesh_3_OUT.inp
inpファイル
実行ファイルとして設定などを記載したinpを作成します。
*INCLUDE,INPUT=T218_3_Mesh_1_OUT.inp
*INCLUDE,INPUT=T218_3_Mesh_2_OUT.inp
*INCLUDE,INPUT=T218_3_Mesh_3_OUT.inp
*Node, NSET=cNode
22000,0,0,0
22001,0,0,0
23000,0,0,0
23001,0,0,0
*ELSET, ELSET=Eall1
EvolumesC3D10
EvolumesC3D10_2
EvolumesC3D10_3
** ■物性値の定義
*MATERIAL, NAME=SolidMaterial
*ELASTIC
210000, 0.300
*SOLID SECTION,ELSET=Eall1,MATERIAL=SolidMaterial
*RIGID BODY,ELSET=EvolumesC3D10_2,REF NODE=23000,ROT NODE=23001
*RIGID BODY,ELSET=EvolumesC3D10_3,REF NODE=22000,ROT NODE=22001
**NODE TO SURFACE or SURFACE TO SURFACE
**option:SMALL SLIDING or LARGE SLIDING
**option: ADJUST
*CONTACT PAIR, INTERACTION=INTFemConstraintContact,TYPE=SURFACE TO SURFACE
face1_1,face2_1
*SURFACE INTERACTION, NAME=INTFemConstraintContact
*SURFACE BEHAVIOR,PRESSURE-OVERCLOSURE=tied
1000000.0
*FRICTION
1.0,50000.
*CONTACT PAIR, INTERACTION=INTFemConstraintContact,TYPE=SURFACE TO SURFACE
face1_2,face3_2
*SURFACE INTERACTION, NAME=INTFemConstraintContact
*SURFACE BEHAVIOR,PRESSURE-OVERCLOSURE=tied
1000000.0
*FRICTION
1.0,50000.
***
*BOUNDARY
22000,1,1
22000,2,2
22001,3,3,0.00252
23000,1,1
23000,2,2
23000,3,3
23001,1,1
23001,2,2
23001,3,3
**NodeBC_fix,1,3
*STEP, NLGEOM
*STATIC, SOLVER=SPOOLES,direct
0.05,1.0
** ■出力指定
*NODE FILE, OUTPUT=3d
U
*EL FILE
S, E
*END STEP
回転は 0.00252ラジアン分になります。
また、*FRICTION の設定を1.0,50000.にしておきます。
接触はtiedになっており、摩擦係数は考慮されません。しかし、stick slopeを表す値が小さいと滑りますので、大き目の50000にしておきます。
結果
参考:
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