CalculiX

T218 剛体

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要素を剛体とした場合の確認になります。

回転

対象

形状

中心を原点(0,0,0)に設置

境界条件

要素を作成して剛体として扱います。
剛体を制御するための節点を作成します。(節点番号2000(併進),2001(回転))
(inpファイルにて定義)

節点2001(回転)に3.14ラジアン(180°)を設定します。回転軸としてY軸とします。

結果

作業

ジオメトリとメッシュ

簡単な形ですので、salomeから要素までを作成します。

サンプルデータT218_mesh.unv

解析モデル

unvファイルをinpファイルへ変換します。下記、ランチャーで変換。

条件をテキストで追加していきます。

*****メッシュデータ
*node, nset=Nall
1, 5.000000e+000, 5.000000e+000, -5.000000e+000
2, 5.000000e+000, 5.000000e+000, 5.000000e+000
3, 5.000000e+000, -5.000000e+000, -5.000000e+000
4, 5.000000e+000, -5.000000e+000, 5.000000e+000
5, -5.000000e+000, 5.000000e+000, -5.000000e+000
6, -5.000000e+000, 5.000000e+000, 5.000000e+000
7, -5.000000e+000, -5.000000e+000, -5.000000e+000
8, -5.000000e+000, -5.000000e+000, 5.000000e+000
*element, elset=C3D4,type=C3D4
25, 7, 1, 5, 6, 
26, 2, 1, 4, 6, 
27, 7, 6, 8, 4, 
28, 4, 1, 3, 7, 
29, 7, 1, 6, 4, 


***制御用節点の追加
*Node, NSET=cNode
2000,0,0,0
2001,0,0,0

** ■物性値の定義
*MATERIAL, NAME=SolidMaterial
*ELASTIC
210000, 0.300


*SOLID SECTION,ELSET=C3D4,MATERIAL=SolidMaterial

***剛体設定
*RIGID BODY,ELSET=C3D4,REF NODE=2000,ROT NODE=2001

***併進固定、Y軸回転(3.14ラジアン)
*BOUNDARY
2000,1,1
2000,2,2
2000,3,3
2001,1,1
2001,2,2,3.14
2001,3,3

***ジョブの設定 2タームの間で180°回転
*STEP, NLGEOM
*STATIC, SOLVER=SPOOLES,direct
0.05,2.0

** ■出力指定
*NODE FILE, OUTPUT=3d
 U
*EL FILE
 S, E

*END STEP 

結果

ParaViewで出力します。
参考:

CalculiXのfrdデータをFreeCADで読み込みます。ParaViewで読み込むため、vtkファイルに変換します。

増分のある結果をvtkで出力します。

ParaViewでvtkファイルを読み込みます。(場合によっては変形の倍率を1000にします)

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