トラス要素(曲げ荷重なし)を使用してみます。
対象 トラス要素
ビーム要素の構造をトラス要素で置き換えものになります。
モデル化:FreeCAD、テキスト修正
条件:
下記の構造について、拘束反力を求めます。
左端固定, 右端:下向きに荷重1000N
梁断面積:100㎜2
梁物性値 ヤング率 210000MPa
結果
datファイル出力
//X拘束部 total force (fx,fy,fz) for set CONSTRAINTDISPLACEMENT and time 0.1000000E+01 2.000000E+03 8.882088E-11 -1.697627E-10 //XY拘束部 total force (fx,fy,fz) for set CONSTRAINTDISPLACEMENT001 and time 0.1000000E+01 -2.000000E+03 1.000000E+03 -1.567637E-10
併進荷重とモーメントのつり合いが確認できます。
Y方向荷重:1.000000E+03 N
X方向荷重:200mm / 100mm × 1000N =2000 N 固定箇所2か所でつり合い(モーメントから)
モデル
サンプルモデル:T215_model.inp
要点
//要素種類をトラスに設定(中間節点あり) *Element, TYPE=T3D3, ELSET=Eedges //要素断面積の定義 *SOLID SECTION,ELSET=EAll,MATERIAL=MaterialSolid 100
参考:ビーム要素の回転方向成分がないものなので、ビーム要素の作業がそのまま使えます。
T321 ロッド要素(impact):トラスのように曲げを取らない要素としてロッド要素があります。
コメント