CALCULIX :有限要素法の解析ソルバー
構造系の解析ソルバーです。比較的機能が充実しています。要領をつかめれば、商用ソルバーの扱いも抵抗なくできると思います。
簡単に内容確認をしました。
CalculiX
ダウンロードしてzipファイルを解凍すると以下のフォルダ・ファイルが確認できます。
フォルダbin>ccxの中にいくつかexeファイルが入っており、下図ではccx216.exeが最新のCalculixの実行ファイルになります。
解析用の入力ファイル(*.inp)を作成して、上記のexeで実行すると結果ファイル(*.frd)が作成されます。
入力ファイル例 ** Nodes *Node, NSET=Nall 1, 0, 10, 100 2, 0, 10, 0 3, 10, 10, 100 ・・・ ** Volume elements *Element, TYPE=C3D10, ELSET=Evolumes 173, 14, 15, 37, 4, 131, 181, 205, 72, 73, 99 174, 47, 37, 18, 38, 199, 160, 229, 183, 100, 161 ・・・
出力ファイル例
1PSTEP 1 1 1
100CL 101 1.000000000 268 0 1 1
-4 DISP 4 1
-5 D1 1 2 1 0
-5 D2 1 2 2 0
-5 D3 1 2 3 0
-5 ALL 1 2 0 0 1ALL
-1 1 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00
-1 2-7.55035E-05 7.48205E-05 4.85000E-03
-1 3 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00
ルール(フォーマット)を理解していれば、メモ帳や表計算ソフトで作成実行できます。
分かりやすい部類だと思います。
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