FreeCAD

T123 FreeCAD Tips 製図2

この記事は約5分で読めます。

FreeCADで作業する際の覚書です。
主にTechDrawのモジュールについてです。絵作りの作業を中心に記載しています。

フレーム切り替え

作業仕様として、図面上で右クリックしてフレーム切り替えをしながら、ビュー操作を行っていきます。

投影部品の選択

投影部品の変更

選択し直し後は更新が必要です。

図枠

フォルダマークのアイコンから、図枠のSVGファイルを選択すると、応じた図枠になります。
いくつかテンプレートが格納されています。

図枠の設定

一度設定した後でも、ページのプロパティから参照しているSVGファイルを変更することができます。

図枠(svg)変更

svgファイルサンプル

svgファイルを修正して任意のサイズにします。以下は横A4の高さを110にした場合。
テキストファイルを編集して、svgファイルとして保存します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>

<svg
	xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" version="1.1"
	xmlns:freecad="http://www.freecadweb.org/wiki/index.php?title=Svg_Namespace"
	width="297mm"
	height="110mm"
	viewBox="0 0 297 110">
</svg>

記号の挿入

svgファイルを記号として挿入できます。

dra_sbl_000_Pointing

svgファイルはdraftモジュールで2D図を作成して、techDrawで出力したものです。
(参考:T132 ドローイング 2D draft
使用するものを作成して、まとめておくと便利です。
アイコンとしてフリーのsvgファイルのダウンロードサイトを利用してもよいでしょう。

透視線の表示

3Dモデルの見えない形状を表示させます。点線で隠線として表示されます。
図面ビューのプロパティでHard Hiddenをtrueにします。
変更した後は更新マークをクリックします。

更新マーク
更新マーク

中心線(Ver020)

Annotationアイコンから中心線を作成できます。
また修正アイコン(鉛筆マーク)で属性の変更ができます。
削除アイコン(消しゴム)で削除可能です。

公差(許容差)

公差指示についてです。Equal Toleranceをfalseにすると上限と下限を別にできます。

寸法値 少数桁数

寸法値の少数桁は設定の標準>単位から変更できます。

寸法値 少数桁数

個別の修正は以下です。

寸法のデータ

%.3fは3桁で2にすると2桁になります。

片側寸法

連続寸法 Version: 0.22.0dev.36874 (Git)

複数寸法を見た目よく設置します。

連鎖水平

Ctrlでポイントを連続選択していきます。
位置合わせも、Ctrlで寸法を選択します。

連鎖垂直

カスケード水平

カスケード垂直

カスケード間隔

カスケード間隔の調整を行います。

線(形状)の編集

形状のラインを編集します。

不要な稜線を非表示
稜線を強調
非表示にしたラインの再表示

非表示にしたラインを再表示するには、鉛筆アイコンをクリックして「非表示の線を元に戻す」項目を選択します。

断面図

断面図追加

ビューを選択して断面図のアイコンをクリックします。 
カット方向のアイコンをクリックすると断面図が追加されます。
断面の位置は、座標値で移動させることができます。※1
ハッチングのピッチは、プロパティの「Hatch Scale」の値で変更します。
また、ハッチングパターンは、File Hatch Patternsからsvgファイルを選択して変更できます。※2

断面の位置移動※1
ハッチングについて※2

今のところ、カットラインは直線でしか作成できないようです。
また、アセンブリをカットした場合のハッチングの種類は、パーツ毎に変えられない感じです。

ハッチング(面)

構造表面にハッチング模様を設定します。

svgファイル使用

svgファイルによるハッチング
svgファイル

ジオメトリハッチ

ジオメトリハッチング

使用しているパターンファイル

; standard PAT patterns

*Diamond, 45 diagonals L & R, Solid, 1.0 mm separation
45,0,0,0,1.0
-45,0,0,0,1.0
*Diamond2, 45 diagonals L & R, Solid, 2.0 mm separation
45,0,0,0,2.0
-45,0,0,0,2.0
*Diamond4, 45 diagonals L & R, Solid, 4.0 mm separation
45,0,0,0,4.0
-45,0,0,0,4.0
*Diagonal4, 45 diagonal R, Solid, 4.0 mm separation
45,0,0,0,4.0
*Square, square grid, Solid, 5.0 mm separation 
90,1,1,0,5.0
0,0,0,1,5.0
*Horizontal5, horizontal lines, Solid 5.0 separation
0,0,0,0,5.0
*Vertical5, vertical lines, Solid, 5.0 separation
90,0,0,0,5.0

詳細図

詳細図

ライン追加

ライン追加

ポイントやラインは消しゴムアイコンで消せます。

引き出し線

引き出し線を追加します。ポリラインのアイコンマークになります。
初期値で水平方向に強制されているみたいで、一旦、記入してプロパティから解除します。
その後、編集にてポイントを動かしています。(違う使用方法なのかもしれません)

クリップの追加(任意ビュー)

装飾用としてクリップの追加をします。ラインが置けます。
となりの+-アイコンでビューの係属を制御できます。

リッチテキスト

リッチテキストを使用すると、下線等の装飾が行えます。

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