FreeCAD

T103 FreeCAD tips FEM

この記事は約3分で読めます。

FreeCADの操作の覚書です。FEMモジュールに関してです。

Tips FEMモジュール

FEM example (Ver0.22)

FEMのモジュール内にサンプルがあります。
様々な例があります。ベースとして活用できるものもありそうです。

ノード情報(Ver0.18)

※新しいバージョンだと無くなっています。

マテリアル(Ver0.22)

材料の選択は用意されているものを使用できます。

材料の選択(既定)

編集

Matファイル

材料エディターを使って編集します。元になりそうな材料を選択して、編集した内容をファイルとして保存します。

上記で保存したファイルを読み込んで使用します。

(項目で入力できないものは、適宜、適当な材料を探して流用します)

コンタバー

いくつかのポスト処理がおこなえます。

Warp

変形形状を表示します。

ScalarClip

値でクリップします。

Cut

ボックスなどの形状を変更することで境界を変更できます。

ボックスなどの境界はツリーのFunction内にあります。表示・非表示や修正などが行えます。

Clip

Cutと同様にボックスなどの形状を変更することで境界を変更できます。

作成したボックスなどの形状は任意に流用可能です。

Contours

領域に対して等高線を描きます。

DataAlongLine

パスについて任意のデータをプロットします。

数値データは以下のようにデータカラムから取得できます。

DataAtPoint

Gmeshアイコン (ビーム要素)

FreeCAD上でビーム要素はGmeshで作成できます。要素サイズを調整して適用します。

Gmrshアイコン

Sketch → Draft → Gmesh

ラインをスケッチで描画して、Draftでラインオブジェクトにした後
FEMモジュールのGmeshでBeam要素を作成します。

draftからビーム要素

参考:Draft To Sketch

メッシュ生成

Netgen

Netgenによる作成です。

Gmesh

Gmeshで作成します。Gmeshでは、再メッシュの指定 が可能です。

結果ファイルをParaViewへ

■Paraviewでの確認

結果を選択してエクスポートで書き出します。vtk形式だとParaviewで読み込めます。

結果ファイルの書き出し

Openで書き出したVtkファイルを読み込みます。

Paraviewでの読み込み

増分(インクリメント)のある解析だと、個別に書き出す必要があります。
書き出してしまえば、読み込み時はParaViewがシーケンスとして読み込んでくれます。
frdについては、途中ですが変換ページを作成しました。T921 テキスト処理toVtk(仮)
もしくはpythonコンソールで書き出し指定できます。T105 python FreeCAD

Tips Partモジュール

fusionコマンド

freecad fusion

FreeCADの要素作成は2BODY以上を作成できないので、FUSIONコマンドで一つにまとめて作成する必要があります。

Stepファイルへの書き出し

ge_Fp_303_Rect

対象となるボディを選択した状態で、ファイル>エクスポート>stepで書き出します。

salome等で読み込んだ場合、ボディで選択しておくと、ジオメトリグループとして分けることができます。

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