解析作業R

B022 車両 ステアリング1

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車両の模擬モデルを作成します。
タイヤのトー角を操作します。

使用ツール

項目使用ツール備考
モデル化FreeCAD 0.21
メッシャーsalome 9.9
プリプロセッシングCCX Launcher、テキスト編集
ソルバーCalculiX 2.19
ポストプロセッシングParaView 5.11.0 、他

モデル条件

形状

物性値

弾性体は以下の値とします。

材質項目設定
ヤング率210000 MPa
ポアソン比0.3

境界条件

剛体を制御します。
参考:

剛体制御節点は以下になります。
固定側併進:41000(0,0,0)
固定側回転:41001(0,0,0)
移動側併進:42000(0,0,0)
移動側回転:42001(0,0,0)

項目設定
境界条件拘束固定側全拘束
移動側X,Z,RX,RY,RZ
強制変位移動側 Y方向   100mm

結果

Y方向変位(mm)

作業 ジオメトリ

FreeCADでジオメトリモデルを作成します。

ジオメトリの作成
  • 1
    パーツの作成

    ■タイヤ
    ■ホイール
    ■ナックル
    ■ステアリングシャフト
    ■テンションロッド

  • 2
    アセンブリの作成
  • 3
    stepファイルの書き出し

サンプルファイルB022_assy.step

作業 メッシング

メッシングにはsalomeを使用しています。

メッシング
  • 1.オートメッシング
    四面体要素を作成します。
  • 2.接触面のグループ化
    部品の接続箇所を接触グループとして設定します。

    接触グループ:シャフト

    接触グループ:タイヤ部

  • 3.境界条件用の節点グループ作成
    必要な場合には節点グループを作成します。

サンプルファイル
B022_tire.unv
B022_shaft.unv
B022_Trod.unv

参考:

作業 解析ファイル

テキストファイルを作成して、解析の条件を記載していきます。

解析ファイルの作成
  • 1.unvファイルからinpファイルへ
    要素情報を記載したunvファイルをinpファイルへ変換します。
  • 2.実行ファイルへ条件定義
    解析条件を記入します。
    *INCLUDE,INPUT=B022_tire.inp
    
    *INCLUDE,INPUT=B022_Trod.inp
    
    *INCLUDE,INPUT=B022_shaft.inp
    
    
    *Node, NSET=cNode
    41000,0,0,0
    41001,0,0,0
    42000,0,0,0
    42001,0,0,0
    
    
    *ELSET, ELSET=Eall1
    EvolumesC3D10
    EvolumesC3D10_2
    EvolumesC3D10_3
    
    ** ■物性値の定義
    *MATERIAL, NAME=SolidMaterial
    *ELASTIC
    210000, 0.300
    
    *SOLID SECTION,ELSET=Eall1,MATERIAL=SolidMaterial
    
    *RIGID BODY,ELSET=EvolumesC3D10_2,REF NODE=41000,ROT NODE=41001
    *RIGID BODY,ELSET=EvolumesC3D10_3,REF NODE=42000,ROT NODE=42001
    
    
    *CONTACT PAIR, INTERACTION=INTFemConstraintContact,TYPE=SURFACE TO SURFACE
    face2,face4
    *SURFACE INTERACTION, NAME=INTFemConstraintContact
    *SURFACE BEHAVIOR,PRESSURE-OVERCLOSURE=LINEAR
     1000000.0 
     *FRICTION
    0.1,5000.
    
    
    *CONTACT PAIR, INTERACTION=INTFemConstraintContact,TYPE=SURFACE TO SURFACE
    face3,face4
    *SURFACE INTERACTION, NAME=INTFemConstraintContact
    *SURFACE BEHAVIOR,PRESSURE-OVERCLOSURE=LINEAR
     1000000.0 
     *FRICTION
    0.1,5000.
    
    
    *BOUNDARY
    41000,1,1
    41000,2,2
    41000,3,3
    41001,1,1,
    41001,2,2,
    41001,3,3,
    **42000,1,1
    42000,2,2,100.0
    42000,3,3
    42001,1,1
    42001,2,2
    42001,3,3
    **NodeBC_fix,1,3
    
    *STEP, NLGEOM
    *STATIC, SOLVER=SPOOLES,direct
    0.05,1.0
    
    ** ■出力指定
    *NODE FILE, OUTPUT=3d
     U
    *EL FILE
     S, E
    
    *END STEP 
    
  • 3.解析を実行
    解析実行します。

サンプルファイル
B022_steering_r2.inp
B022_tire.inp
B022_shaft.inp
B022_Trod.inp

結果

結果表示
  • 1.frdファイルの表示
    frdファイルをテキストや可視化ツールで表示します。
  • 2.値や図の取得
    必要な値や図を表示して取得します。

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