Elmerを用いてキャビティ流れを行ってみました。
物性値がkg m 系の表現が多いので、この系にしています。
ポアズイユ流れとクエット流れを合わせたような解析になります。
大きな違いは、粘性対流を考慮するところです。(対流設定)
対象 流体
ジオメトリ作成: FreeCAD
プリプロセッサ:ElmerGUI
ソルバー :Elmer
ポストプロセッシング:ParaView
条件:
管路部はポアズイユ流れの条件を引き継ぎます。
物性値:elmerのライブラリ使用
空気(room)
Density = 1.205 kg/m^3
Viscosity = 1.983e-5 Pa・s
水(room)
Density = 998.3 kg/m^3
Viscosity = 1.002e-3 Pa・s
結果
上記図
流体は空気と水で、非定常と定常を行っています。
粘性が入ると渦を巻きますが、非定常だと 粘性の強さで挙動が異なることわかります。
最終的な状態は定常の結果と、空気・水それぞれ、同じようになっています。
作業(仮)
A711 ポアズイユ流れのモデルにキャビティ部を追加する形で作業をおこないます。
(クエット流れも)
■FreeCADモデル
参考:T131 モデリング
サンプルファイル : A714_face-Fusion.step
■メッシュモデル
サンプルファイル : A714_mesh.unv
■解析モデル設定
流体の対流設定をします。
サンプルファイル : A714_air_tran.zip (空気、非定常モデル)
■結果表示
参考:T621 Paraview 設定例
T610 ParaView tips
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