OpenFoamにてポアズイユ流れを行ってみました。
物性値がkg m 系の表現が多いので、この系にしています。
A711 ポアズイユ流れに合わせたものです。
対象 流体
メッシュ作成: OpenFoamによるblockMesh
プリプロセッサ:テキスト編集
ソルバー :icoFoam(OpenFoam:Windows版(OpenFOAM-v2106-windows-mingw.exe))
ポストプロセッシング:ParaView
条件: (参考 K091 ポアズイユ流れの計算)
動粘性nu:1.00e-3 m2/s
結果
上記図
A711 ポアズイユ流れと近くなります。
流速はおおよそ計算式と一致します。
流速の計算は以下になります。
\begin{align}
\small u = \frac{1}{2μ}\Biggl( ー\frac{dp}{dx}\Biggl ) (h-y)y
\end{align}
作業
この作業では、テキストを編集して行います。手ごろなチュートリアルのモデルを流用して行います。
T721_025 cavityのモデルなどが都合よさそうです。
全体のファイル構成は以下のようになります。
A711_2 ├ 0 │ ├ p :入口の圧力を1にして、出口を0で固定します。 │ └ U ├ constant │ └ transportProperties └ system ├ blockMeshDict ├ controlDict ├ fvSchemes └ fvSolution
メッシュはブロックコマンドで作成します。
▼blockMeshDict
convertToMeters 1; vertices ( (0 0 0) (0.1 0 0) (0.1 0.01 0) (0 0.01 0) (0 0 0.001) (0.1 0 0.001) (0.1 0.01 0.001) (0 0.01 0.001) ); blocks ( hex (0 1 2 3 4 5 6 7) (80 8 1) simpleGrading (1 1 1) ); edges ( ); boundary ( inlet { type patch; faces ( (0 4 7 3) ); } outlet { type patch; faces ( (2 6 5 1) ); } fixedWalls { type wall; faces ( (3 7 6 2) (1 5 4 0) ); } frontAndBack { type empty; faces ( (0 3 2 1) (4 5 6 7) ); } ); mergePatchPairs ( );
サンプルファイル : A711_2_sample.zip
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