解析作業_流体

A711_2 ポアズイユ流れ OpenFoam

この記事は約3分で読めます。

OpenFoamにてポアズイユ流れを行ってみました。

物性値がkg m 系の表現が多いので、この系にしています。
A711 ポアズイユ流れに合わせたものです。

対象 流体

メッシュ作成: OpenFoamによるblockMesh

プリプロセッサ:テキスト編集

ソルバー :icoFoam(OpenFoam:Windows版(OpenFOAM-v2106-windows-mingw.exe))

ポストプロセッシング:ParaView

条件: (参考 K091 ポアズイユ流れの計算

動粘性nu:1.00e-3 m2/s

結果

上記図

A711 ポアズイユ流れと近くなります。

流速はおおよそ計算式と一致します。

流速の計算は以下になります。

\begin{align}
\small  u = \frac{1}{2μ}\Biggl( ー\frac{dp}{dx}\Biggl ) (h-y)y
\end{align}

作業

この作業では、テキストを編集して行います。手ごろなチュートリアルのモデルを流用して行います。
T721_025 cavityのモデルなどが都合よさそうです。

全体のファイル構成は以下のようになります。

A711_2               
├ 0                         
│ ├ p     :入口の圧力を1にして、出口を0で固定します。                 
│ └ U                    
├ constant                  
│ └ transportProperties    
└ system                    
   ├ blockMeshDict          
   ├ controlDict            
   ├ fvSchemes              
   └ fvSolution             

メッシュはブロックコマンドで作成します。

▼blockMeshDict

convertToMeters 1;

vertices
(
    (0 0 0)
    (0.1 0 0)
    (0.1 0.01 0)
    (0 0.01 0)
    (0 0 0.001)
    (0.1 0 0.001)
    (0.1 0.01 0.001)
    (0 0.01 0.001)
);

blocks
(
    hex (0 1 2 3 4 5 6 7) (80 8 1) simpleGrading (1 1 1)
);

edges
(
);

boundary
(
    inlet
    {
        type patch;
        faces
        (
            (0 4 7 3)
        );
    }
    outlet
    {
        type patch;
        faces
        (
            (2 6 5 1)
        );
    }
    fixedWalls
    {
        type wall;
        faces
        (
            (3 7 6 2)
            (1 5 4 0)
        );
    }
    frontAndBack
    {
        type empty;
        faces
        (
            (0 3 2 1)
            (4 5 6 7)
        );
    }
);

mergePatchPairs
(
);

サンプルファイル : A711_2_sample.zip

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました