対象 片持ち梁 ビーム要素
片持ち梁をもちいて、熱伝導を解析によって求めました。
元となるデータはA610のビーム要素例になります。
参照:A610 熱変位解析
モデル化: FreeCADにてモデル化
ソルバー :CalculiX(2.16)
ポストプロセッシング:FreeCAD,CalculiX GraphiX
条件: 計算シートの内容に準拠
計算シート K083 伝熱計算
梁断面 10㎜×10㎜ としている。
線膨張係数:1.200e-05 (1/K) → 不要
温度条件:初期温度300K → 変更後温度500K
(端面に固定温度500K設定して変化)
100秒後まで計算しています。
伝導率:43.00 W/m/K (ミリトン系と変わらないのでSI表示)
比熱:590000000 Nmm/ton/K(ミリトン系) 非定常なので必要になります。
密度:7.9e-9 ton/mm3
作業: 下記
結果
項目 | 値 (K) |
最大温度 | 500 |
最小温度 | 309.28 |
作業 FreeCAD
元とするデータはA610 熱変位解析になります。
//1741,1742行 密度を追加
*density
7.9e-9
//1758,1759行 計算ステップをDIRECTで計算(図は10秒ステップで100秒まで計算)
*COUPLED TEMPERATURE-DISPLACEMENT, direct
10,100
サンプルファイル : beam_thermal_tran.inp
追記
参考 : T205 結果グループの設定
結果の整理をしやすくするため節点結果をdatファイル書き出しています。
サンプルファイル:beam_thermal_tran_outDat.inp
出力ファイル:beam_thermal_tran_outDat.dat
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