解析作業_伝熱

A620 熱応力

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対象 片持ち梁 ビーム要素

梁の熱応力を解析によって求めました。(梁の両端面を固定して温度上昇)
元となるデータはA610の熱変位例になります。

参照A610 熱変位解析
   K082 熱応力計算

モデル化: FreeCADにてモデル化

ソルバー :CalculiX(2.16)

ポストプロセッシング:FreeCAD

条件: 計算シートの内容に準拠

計算シート K082 熱応力計算

梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。

線膨張係数:1.200e-05 (1/K)

温度条件:初期温度300K → 変更後温度500K
(端面に固定温度500K設定して変化)

伝導率:43.00 W/m/K 熱が伝わるように定義。飽和まで行うので、この解析では値の意味はないです。(FreeCADの規定値)

作業: 下記

結果

熱応力結果

応力 値(MPa)
ミーゼス 504
最大主応力σ1 0
最小主応力σ2 -504
せん断応力τ=(σ1+σ2)/2 252

作業 FreeCAD

元とするデータはA610 熱変位解析になります。
図の右側端面に軸方向の拘束を追加します。

サンプルファイル:beam_thermal_stress.inp

板要素

板要素で行った場合です。

応力 値(MPa)
ミーゼス 500
最大主応力σ1 0
最小主応力σ2 -500

作業

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