対象 片持ち梁 ソリッド要素
片持ち梁の熱変形を解析によって求めました。
サイズがA610と同じになるように、厚さ5mmの板を2枚重ねています。
参照:A610 熱変位解析
モデル化: FreeCADにてモデル化(Ver0.20)
ソルバー :CalculiX(FreeCAD(Ver0.20)内実行)
ポストプロセッシング:FreeCAD
条件:
梁断面 10㎜×5㎜ の板を2枚重ねましす。
材質は①steel ②ABSとしています。(メタルではないですが)
ヤング率:①210000 MPa ②23000 MPa
線膨張係数:①1.200e-05 (1/K) ②9.300e-05 (1/K)
温度条件:初期温度300K → 変更後温度500K
(端面に固定温度500K設定して変化)
伝導率:①43.00 W/m/K ②0.16 W/m/K 熱が伝わるように定義。飽和まで行うので、この解析では値の意味はないです。(FreeCADの規定値)
作業: 下記
結果
線膨張係数の大きな上部部材の影響を受けて、下側へ変形しています。
長さ | 値 |
mag | 1.96 mm |
参考:K081 熱膨張変位
作業 FreeCAD
元とするデータはA610 熱変位解析になります。
00:00 開始 形状作成
01:35 Partモジュールで結合
01:53 FEMモジュールにて解析設定
03:09 個別に物性値設定
04:17 結果表示
サンプルファイル:A611.inp
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