解析作業

A510 固有値解析

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対象 片持ち梁 ビーム要素

片持ち梁の固有値を解析によって求めました。
元となるデータは例題Aのビーム要素例になります。

参照:A110 例題A 片持ち梁の解析
   K070 固有周波数計算 片持ち梁

モデル化: FreeCADにてモデル化

ソルバー :CalculiX(2.16) (バージョンで違いが大きい恐れがあります)

ポストプロセッシング:FreeCAD,CalculiX GraphiX

条件: 計算シートの内容に準拠

計算シート

梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。

密度:7.9e-9 ton/mm3

作業: 

結果(3d出力)

片持ち梁 一次固有値 モードシェイプ
片持ち梁 一次固有値 モードシェイプ
片持ち梁 三次固有値 モードシェイプ
片持ち梁 三次固有値 モードシェイプ

固有値
次数
一次 842 Hz
三次 5121 Hz

モード2はモード1と同じ値になります。断面が10mm×10mmの正方形なので、それぞれの方向に同じ振動数がでます。(二次:842Hz)

作業

解析種別の設定でFrequencyとします。
荷重が設定されていても書き出されません。(無視される)

*Frequencyの規定値は、出力次数は10個で、周波数範囲は0~1000000Hzになっています。(75行目)

解析結果は*.datに書き出されます。(固有値に関する内容)

固有振動数は(CYCLES/TIMEで取得できます。
刺激係数(PARTICIPATION FACTORS)と有効質量(EFFECTIVE MODAL MASS)も取得できます。

CAD上で結果値とモードシェイプの確認ができます。

サンプルファイル:beam_bar_freq.inp

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