座屈の解析を行っています。

対象 片持ち梁 ビーム要素
モデル化 FreeCADにてモデル化(一部テキスト修正)
条件 計算シートの内容に準拠()
梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。
参照 K060 座屈計算
展開 B040 Buckling(円管)
元データ A110 例題A 片持ち梁の解析
結果

図はビーム要素を3D出力しています。
項目 | 値 |
固有値 | 43.64 |
座屈荷重 | 43640 N |
作業
元データは、A110のビーム要素の解析とします。
変更箇所は以下になります。
左:元データ A110
右:改修データ

改修データ
71行目:*BUCKLEカードに変更 出力数を3(1つあればいいです)。
85,86行目:完全固定とするため、X、Zの回転方向に固定を追加。
93行目:元のデータがZ軸方向の荷重であったため、軸の圧縮方向に変更(Xマイナス)。
補足
Calculixでは、座屈係数の結果を*.datに書き出してくれます。

座屈荷重は座屈係数と入力荷重の積になりますので、最小座屈荷重は43.64×1000=43640Nになります。
サンプルファイル(ビーム要素) sample_beam_bar_buckl.inp
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