陽解法のプログラムであるimpactを用いて梁の計算を行ってみました。
対象 片持ち梁 シェル要素 接触
モデル化 : FreeCADにてモデル化
計算ソルバー : impact(Version: 706042)
条件 : 計算シートの内容に準拠(K052 片持ち梁 曲げについて 計算)
梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。
密度 7.9e-9 ton/mm^3
拘束 左端を完全固定
荷重 接触版の角に1000N設定、接触版はZ方向速度以外拘束
要素分割 接触をうまく機能させるために細かくなっています。粗いと貫通してしまう感じがあります。これも対策としていいかは不明です。
接触板との位置関係
境界条件図
サンプルファイル:contact_sample.in
結果
減衰等の要素が入っていないこともあって、何度かぶつかり合っています。
反力は-2000Nよりもかなり超えるタイミングがあります。オーダーはこのくらいでしょうか。
変位は、反力に応じるかっこうで、静荷重1000N時(1.9mm)よりも大きくなっています。
今回、板要素同士の接触ですが、要素の法線方向を指定しなくても行えました。
また、特に接触ペアの指定もしていません。
貫通については、都度、検討する必要はありそうです。
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