対象 片持ち梁 ソリッド要素
片持ち梁の解析について他物体をGAP要素でつなぎました。
元となるデータは例題Eになります。接触体を剛体にしています。
モデル化: FreeCADにてモデル化(一部テキスト編集)
ソルバー :CalculiX(2.16)
ポストプロセッシング:CalculiX GraphiX
条件: 計算シートの内容に準拠
計算シート
梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。
例題A相当のたわみを想定して、接触体を6.9㎜
(5㎜+1.9mm)移動させています。
作業: 下記テキスト編集
結果
項目 | 値 |
たわみ量 | 8.24 mm |
応力 | 2660 MPa |
変位量はそのままに、接触体を接続したので、上記のようなたわみ量になっています。応力との関係は相当だと思います。(K052 片持ち梁 曲げについてにて)
作業 テキスト編集
節点確認参考:T103 FreeCAD tips FEM
差分表示
左 (例題E)beam_cont_rigid.inp
右 修正後(GAP接続追加)
変更部1 GAP要素の追加、構文[要素番号, 節点番号1, 節点番号2]
変更部2 GAP要素動作定義 構文[隙間量, X座標, Y座標, Z座標]
上記では、隙間量が0となります。
サンプルファイルbeam_gap2.inp
すきまがある場合(3mm)
*GAP,ELSET=G1 3.0,0.,0.,1.
注記
GAPはソルバーごとに仕様がわりと異なっているような印象があります。CalculiXでは上記のように、接続点間の許容移動量のような定義の仕方になります。引き離していくような場合、上死点のような設定はないようです。
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