解析作業

A120 例題B 片持ち梁の解析(増分)

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対象 片持ち梁 ソリッド要素

片持ち梁の解析について増分させて行いました。 元となるデータは例題Aになります。物を動かして過渡的な動きを見たい場合に使用します。

参照:例題A 片持ち梁の解析

モデル化: FreeCADにてモデル化(一部テキスト編集)

ソルバー :CalculiX(2.12)

ポストプロセッシング:FreeCAD,CalculiX GraphiX

条件: 計算シートの内容に準拠(K041 断面性能 四角断面)

梁断面 10㎜×10㎜ ヤング率 210000MPaとしている。

作業: 動画キャプチャ

結果

ソリッド要素
項目
たわみ量 1.93 mm
応力 596.51 MPa

例題Aの解析増分を用いないものと、おおよそ同じでした。

FreeCAD内のテキストエディターに追記を行い増分設定しています。
解析はそのままFreeCADにて実行しました。(ccx2.12)
結果は増分の数だけ作成されます。
FreeCADにはアニメーション機能はまだ無いようなので、増分を連続して見るには
CGX(CalculiX GraphiX)で結果を参照します。

作業 FreeCAD

例題Aのモデルに対して作業を行っていきます。
00:10 右クリックして解析をアクティブにする。
00:44 エディタ内で、*STEPと*STATICの設定に追記する。
(追記例)
*STEP, NLGEOM
*STATIC,DIRECT
0.1,1,
    追記後、保存して実行。
※動画にはポップアップウィンドウは表示されていません

作業 CGX

CGXで結果ファイル(*.frd)を立ち上げたあと
データセットの項目から最終incの結果を選択します。entitiyで結果種類を選択します。
CGXの入力指示は同時に立ち上がっているコマンドプロンプトで行います。
データセットの配列は結果を1列に持っているので、増分に従って変位を参照する場合には
変位だけのインデックスを指定します。
一番目と二番目のインデックスで初期値と増分幅をとり、三番目のインデックスでどこまで取るかが決まります。

CGX_インクリメント表示

サンプルデータA120_beam_bar_r1.inp

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