解析作業

A115 せん断

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円形断面

円形断面の梁についてせん断応力を確認しました。

対象 片持ち梁 ソリッド要素

A110 例題A 片持ち梁の解析 のモデル相当になります。

モデル化: FreeCAD(0.2)

ソルバー :CalculiX(2.16)

ポストプロセッシング:Paraview(5.10.0)

条件 : 

FreeCAD解析モデル

梁長さ100mm

梁断面 半径5㎜(直径10mm) 

ヤング率 210000MPaとします。

端固定, 
中心部の下方向に100N(Y軸マイナス方向)

要素サイズ:2mm(断面の分布確認のため)

結果

中間部分の断面の中心部(結果取得ライン)のYZstressをグラフ化します。(矩形とはモデルの座標系が違います)

せん断応力結果 円形断面

手計算とくらべてみました。

解析値は絶対値表示(左右反転)として、手計算は以下の式によるものです。

\begin{align}
\small  τ= \frac{4}{3}\frac{F}{πr^2}cos^2θ
\end{align}
円形面内のせん断応力

作業

ねじりの解析を流用しています。

A113 丸棒 ねじり

サンプルファイル(FreeCAD):A115_secForce_circle.zip

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