円形断面
円形断面の梁についてせん断応力を確認しました。
対象 片持ち梁 ソリッド要素
A110 例題A 片持ち梁の解析 のモデル相当になります。
モデル化: FreeCAD(0.2)
ソルバー :CalculiX(2.16)
ポストプロセッシング:Paraview(5.10.0)
条件 :

梁長さ100mm
梁断面 半径5㎜(直径10mm)
ヤング率 210000MPaとします。
端固定,
中心部の下方向に100N(Y軸マイナス方向)
要素サイズ:2mm(断面の分布確認のため)
結果
中間部分の断面の中心部(結果取得ライン)のYZstressをグラフ化します。(矩形とはモデルの座標系が違います)

手計算とくらべてみました。
解析値は絶対値表示(左右反転)として、手計算は以下の式によるものです。
\begin{align} \small τ= \frac{4}{3}\frac{F}{πr^2}cos^2θ \end{align} |
作業
ねじりの解析を流用しています。
サンプルファイル(FreeCAD):A115_secForce_circle.zip
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